NPO経営支援ネットワーク(エヌネッツ)

 

 

(2024年9月25日更新)

令和6年度下期 『無料経営相談会』の日程が決まりました!

久留米商工会議所で開催いたします。中小企業診断士が『創業・経営革新など』について診断助言をします。お気軽にご相談ください!

10月19日(土)13時~16時(102会議室)

11月16日(土)13時~16時(102会議室)

12月21日(土)13時~16時(102会議室)

令和7年1月18日(土)13時~16時(205会議室)

令和7年2月15日(土)13時~16時(205会議室)

令和7年3月15日(土)13時~16時(205会議室)

詳細・お申し込みはこちら・・・


(2024年9月24日更新)

経営のヒント 第22回 人材育成の考え方について

投稿者:豊福 滋信

中小企業診断士の豊福と申します。

お客さまからは、マーケティング販促、採用・人材戦略などの相談を受ける機会が多く、今回は「人材育成」に関するテーマでお話しします。

近年、労働人口の減少に加えて企業の採用意欲が旺盛であり、日本全体で人材不足が顕著になっています。

こうした状況の中、もし自社で働き手が不足している場合は、

○ 新規採用を行う

○ 少人数で事業運営できるようICT等を活用する

○ 既存の従業員の育成を強化して生産性を上げる

といった大きく3つの手段がありますが、この中で既存従業員の育成強化については緊急度が高くないように見えてしまうため、どうしても後回しになりがちです。

しかし、日本全体で人材が不足し新規採用の難易度が年々上がっていること、企業成長の源泉は人材であることを踏まえると、人材育成を将来に向けた必要投資だと捉え、後回しではなく出来るだけ早期に取り組むべきだと思います。

それでは、自社の利益に貢献し活躍してくれる人材をどのように育てていくのか、順を追ってお話しします。

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(2024年9月15日更新)

9月9日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!

テーマ『中小、小規模事業者のみなさまがDXを導入するコツ』

 

ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!

DREAMS FM(76.5MHz)

 

ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、心配しないでください。皆さんの事業に役立つ、とっても大切なお話をしたいと思います。

私たちの地域を支えている中小・小規模事業者の皆さんは、きっと様々な課題に直面されているんじゃないでしょうか?

例えば、こんな悩みはありませんか?

「人手が足りないけど、なかなか生産性が上がらない...」

「新しいお客様を見つけるのが難しい...」

「景気の波に左右されて、経営が安定しない...」

 

【 リスナーの声 Q&A 】

①勤め先は何をするにも印鑑、紙の世界なのでDXとは程遠いです。どれだけ合理的になるかを上の人にわかってもらわないと。

回答:「ご指摘ありがとうございます。確かに、長年続いてきた印鑑や紙の文化を変えるのは簡単ではありませんね。ここで大切なのは、小さな成功事例を作ることです。例えば、よく使う申請書の一つをデジタル化してみて、処理時間がどれだけ短縮されたか、ミスがどれだけ減ったかを具体的に示してみてはいかがでしょうか。数字で示すことで、上の方々にもメリットが伝わりやすくなります。また、他社の成功事例を集めて共有するのも効果的かもしれません。DXは一朝一夕にはいきませんが、一歩ずつ進めていくことが大切です。」

②DXについては、お金がかかるというイメージが先行しているように思えます。

回答:「そうですね、DXには大きな投資が必要というイメージがあるのは事実です。でも、実はそうでもないんです。小さく始めることも可能です。ラジオでお話したように月額制のサービスなら使った分だけ支払えば良いです。また、少人数での共有や機能制限があるものでは、無料のツールも数多くあります。まずは、自社の課題に合わせて、小さな部分から始められてはいかがでしょうか。DXは決して高額な投資だけではないということを私たちも広めていきたいと思います。」

③小規模・零細企業になると皆仕事量ギリギリで回しているので担当の人を置けないのがネックになりそうです。

回答:「おっしゃる通りです。小規模・零細企業では人員に余裕がないのが現状だと思います。でも、だからこそDXが役立つということも考えられます。例えば、今まで手作業で行っていた作業を自動化することで、むしろ仕事量を減らすことができます。専任の担当者を置く必要はありません。既存のスタッフが少しずつ学びながら進めていけば良いと考えます。今日お話したノーコード・ローコードツールなど、数多くのクラウドサービスが存在します。また、外部の専門家やコンサルタントを時々利用するのも一つの方法です。大切なのは、すぐに全てを変えようとせず、小さな改善から始めることだと思います。そうすれば、徐々に仕事の負担も減っていくはずです。」

過去の放送はこちら・・・


(2024年9月10日更新)

経営のヒント 第21回 小さなM&Aの大きな効果

投稿者:野上 育彦

2024年5月、福岡県久留米市で食品卸売業の事業譲渡が行われ、私は譲渡企業側のアドバイザーとして支援しました。

久留米商工会議所やNPO経営支援ネットワークの協力により2つの企業が出会うことがなければ、途絶えてしまったかもしれない事業ですが、事業存続・雇用の維持だけでなく、譲受企業にとっても思わぬメリットがありました。

事業譲渡後3カ月が経過。

譲渡企業は社長が店舗に出向き得意先への顔つなぎを行うとともに、仕入先の引き継ぎや事務処理のサポートを実施、譲受企業が単独で事業を行える状態に近づいてきました。

譲渡企業をA社、譲受企業をB社として、M&Aの概要を紹介します。

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(2024年8月2日更新)

8月12日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!

テーマ『経営を左右する 行動量アップのヒント』

 

ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!

DREAMS FM(76.5MHz)

 

出演者:梅﨑 実(中小企業診断士)

事業が成長するかどうかは、行動量が大きく影響します。

行動量を増やすには、いくつかポイントがあります。

行動量を可視化し、自然に行動量を増やせるようになるポイントをお話しします。

【 リスナーの声 】

①行動しながらなにかをみつけていくのはなかなか大変なことと思いました。慣れたら有意義なのでしょうね。

②話を聞いていて、自分にはがむしゃらさが足りないなと思いました。

③量より質の問題だから、動くよりしっかり見定めが必要だと思っていました。行動から得るものが大きいとは目からウロコ。

過去の放送はこちら・・・


(2024年7月20日更新)

経営のヒント 第20回 集客部門と収益部門

投稿者:今井 武史

先般、創業塾に参加してきた。もちろん、講師として、である。

年に2~3度、創業のためのセミナー等のお手伝いをさせていただいているが、たまに、「よく考えてビジネスプランをねっているな」と感心させられる事例もある。

集客の手法と、収益をとるための手法を両立てで考えてあるのだ。

多くの創業希望者は、すべての商品・メニューで万遍なく利益をとろうとする。メリハリがないのだ。

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(2024年7月12日更新)

7月8日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!

テーマ『N-NETS支援企業さんの紹介 有限会社八車荘 師岡哲也社長』

 

ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!

DREAMS FM(76.5MHz)

 

出演者:有限会社八車荘/師岡哲也社長、N-NETS代表/立石修

頑張る企業さんを応援する!

今回は新しくリニュアルオープンされた原鶴温泉のやぐるま荘の師岡哲也社長を紹介し、同社の思い切った取り組みと、N-NETSとの関りなどをご紹介します。

原鶴温泉 やぐるま荘ホームページ

https://8yaguruma.jp/

【 リスナーの声 】

①原鶴温泉のヤグルマ荘、名前聴いたことあるけどもう旅館じゃないって、かなり大胆な変革ですね

②10年後を見据え、なおかつ自分がやって好きなことをするということは簡単にできないことと思います。これからどう生まれ変わっていくか楽しみです。

③アツアツの温泉いいですね。久留米から1時間くらいだから行ってみたくなりました。

④原鶴温泉は20年くらい前に亡き父親の古希をお祝いしました。久しぶりに温泉もいいかなと思いました。

⑤アツアツの温泉の後に凍らせたジョッキのビールなんてあったら、このために生きてるってなりそうですね。温泉に合う冷たくておいしいものもあるといいかな。

過去の放送はこちら・・・


(2024年7月5日更新)

経営のヒント 第19回 WEBに負けないお店のあり方 -インターネット全盛時代における存在価値-

投稿者:田中 直人

はじめに、中小企業庁発表の商店街実態調査報告書によると、お店が減った商店街は増えた商店街の凡そ3倍になっております。

商店街にあるお店の経営状態がとても厳しくなっております。

その中でお店のあり方はどうあるべきかを考えたいと思います。

今までの商店街の中のお店は、商店街という立地条件の下で、人通りに恵まれた環境の中でビジネスを行ってきました。

ところが、インターネットの普及により、消費者はWEBを使ってお店に行かずに商品を買うことが出来るようになりました。

お店より安く買える場合もあるし、わざわざお店まで足を運ぶ必要もありません。

その中で、いかにしてお店を繁栄させていくか!

いかに売上を伸ばしていくか!

そのことについて、考えていこうと思います。

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(2024年6月22日更新)

経営のヒント 第18回 「顧客価値」を見直しながらイノベーションの企画を考える

投稿者:日下部 清

1.消費者の価値観の変化

「モノづくりからコトづくり」へと言われるように、消費者の価値感が、「商品・製品の価値」から「経験・体験の価値」へと変化してきています。

1980年代位までは大量生産・大量消費が主役でいわば「モノ消費」の時代でしたが、バブルがはじけて2000年位以降からは商品やサービスを利用した時に得られる体験価値・情緒的価値が大切にされる「コト消費」へと変化してきました。

「女子会」「オフ会」などに参加して「特別な体験や人間関係を深める」ことを大切にするようになってきました。

更に2011年の東北大震災や最近の新型コロナウイルスによる経済規制など非常に大きな試練を経験してきた以降では、自分自身にとっての特別な「意味」を求めるようになってきています。

生活者が「健康維持」「ワークライフバランス」「ボランティア参加」「環境保全」のような生活者にとっての意味のある価値を重要視するようになってきて、今は「イミ消費」の時代へ変化してきていると言われています。

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