(2024年11月13日更新)
経営のヒント 第25回 人材の採用と、自社の特色・強みについて
投稿者:豊福 滋信(中小企業診断士)
9月の経営のヒントでは、「人材育成」をテーマとした投稿を行いました。
従業員の育成は重要ですが、事業拡大や、技術継承、組織の新陳代謝といった面で、人材の新規採用もまた重要です。
今回は「採用」をテーマにしつつ、売り手市場の中で、どうすれば求職者から選ばれるかという視点も含め、述べていきたいと思います。
前回の投稿でもお伝えしたとおり、日本全体で人材が不足し、各企業の採用意欲が高まっているため、新規採用の難易度は年々上がっています。
皆さんも「いい人材が集まらない、採用が難しい」とお悩みではないでしょうか。
一方で、労働者の価値観の多様化などにより、以前よりも転職市場は活気づいています。
こうした状況で、中小企業が採り得る手立てはないのか、一緒に考えてみましょう。(今回は正社員の中途採用を中心にお話ししたいと思います。)
(2024年10月17日更新)
10月14日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!
テーマ『WEBに負けないお店のあり方』
出演者:田中 直人(中小企業診断士)
ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!
DREAMS FM(76.5MHz)
令和3年度中小企業庁発表の商店街実態調査報告書によると、お店が減った商店街は増えた商店街の凡そ3倍になっております。
商店街にあるお店の経営状態がとても厳しくなっております。
インターネット全盛時代なので、お客様はお店に行かなくても商品を買える時代になりました。
(2024年11月12日更新)
11月11日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!
テーマ『N-NETSの会員企業経営者の紹介』
出演者:株式会社Kuroko Works/田中稔也社長、N-NETS代表/立石修
ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!
DREAMS FM(76.5MHz)
N-NETSの会員経営者の紹介です。
N-NETSでは中小企業診断士やその他の専門家だけでなく若手の経営者の方々も私共の趣旨に賛同いただき、様々な経営課題解決に向けて助言、サポートをさせていただいているところです。
今回は経営者メンバーの中で食事の宅配事業経営から人材採用コンサルタントへ華麗なる?転身を果たした株式会社Kuroko Worksの田中稔也社長を紹介します。ご期待ください。
Kuroko Works ホームページ
(2024年11月6日更新)
経営のヒント 第24回 マーケティングにおけるAI活用:ペルソナ分析からアイディア発想
投稿者:馬郡 明弘
1. はじめに
マーケティングの世界でAIの活用が急速に進んでいます。
特に、効果的なマーケティング戦略の立案に欠かせないペルソナ分析において、AIの活用は新たな可能性を開いています。
本記事では、AIを活用したペルソナ分析の実践例を、実際のパン屋の商品開発事例とともにご紹介します。
(2024年10月17日更新)
10月14日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!
テーマ『WEBに負けないお店のあり方』
出演者:田中 直人(中小企業診断士)
ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!
DREAMS FM(76.5MHz)
令和3年度中小企業庁発表の商店街実態調査報告書によると、お店が減った商店街は増えた商店街の凡そ3倍になっております。
商店街にあるお店の経営状態がとても厳しくなっております。
インターネット全盛時代なので、お客様はお店に行かなくても商品を買える時代になりました。
(2024年10月15日更新)
経営のヒント 第23回 スーパーマーケット考
投稿者:今井 武史
2024年版スーパーマーケット白書(全国スーパーマーケット編)によると、全国のスーパーマーケットの店舗数は23,078店、総販売額は25.5兆円となっている。
総務省統計局が発表した令和6年4月1日時点での日本の総人口は1億2400万人(概算:日本人以外も含む)である。
ここから、1店舗あたりの人口と販売額を算出すると人口5,373人/店、販売額11億495万円/店となる。
私が現役の頃の話であるが、スーパーマーケットの必要商圏人口は2万人とされてきた。
1店舗あたりの人口が1万人を割り込みそうだと騒いでいたのが10数年前。それが更に半分ほどとなってきた。
売上も、現役時代は某市内の地方スーパーでは平均販売額が13億~15億円/店あったと記憶しているが、現在は(ホームページなどで店舗数・売上を公表している店舗を計算したところ)、私が調べた企業のほとんどが8億~10億円/店の売上となっている(ディスカウント形態除く)。
現在も存続しているスーパーマーケットの企業経営者の効率化、コストダウンに対する努力には頭の下がる思いである。
一方、収益の悪化を防ぐため、ローコストオペレーションの構築とそれに伴うコストダウンの連続により、将来的な収益の拡大・新規顧客の獲得を行うため、他者と対抗するためのリソース(経営資源)を切り詰めすぎていないだろうか。
(2024年9月25日更新)
令和6年度下期 『無料経営相談会』の日程が決まりました!
久留米商工会議所で開催いたします。中小企業診断士が『創業・経営革新など』について診断助言をします。お気軽にご相談ください!
10月19日(土)13時~16時(102会議室)
11月16日(土)13時~16時(102会議室)
12月21日(土)13時~16時(102会議室)
令和7年1月18日(土)13時~16時(205会議室)
令和7年2月15日(土)13時~16時(205会議室)
令和7年3月15日(土)13時~16時(205会議室)
(2024年9月24日更新)
経営のヒント 第22回 人材育成の考え方について
投稿者:豊福 滋信
中小企業診断士の豊福と申します。
お客さまからは、マーケティング販促、採用・人材戦略などの相談を受ける機会が多く、今回は「人材育成」に関するテーマでお話しします。
近年、労働人口の減少に加えて企業の採用意欲が旺盛であり、日本全体で人材不足が顕著になっています。
こうした状況の中、もし自社で働き手が不足している場合は、
○ 新規採用を行う
○ 少人数で事業運営できるようICT等を活用する
○ 既存の従業員の育成を強化して生産性を上げる
といった大きく3つの手段がありますが、この中で既存従業員の育成強化については緊急度が高くないように見えてしまうため、どうしても後回しになりがちです。
しかし、日本全体で人材が不足し新規採用の難易度が年々上がっていること、企業成長の源泉は人材であることを踏まえると、人材育成を将来に向けた必要投資だと捉え、後回しではなく出来るだけ早期に取り組むべきだと思います。
それでは、自社の利益に貢献し活躍してくれる人材をどのように育てていくのか、順を追ってお話しします。
(2024年9月15日更新)
9月9日(月)13時15分~25分 エヌネッツ経営お役立ち情報ラジオ便を放送しました!
テーマ『中小、小規模事業者のみなさまがDXを導入するコツ』
ラジオ番組『ドリームス エフエムくるめ』 第2月曜日(13時15分~25分)に放送中!
DREAMS FM(76.5MHz)
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、心配しないでください。皆さんの事業に役立つ、とっても大切なお話をしたいと思います。
私たちの地域を支えている中小・小規模事業者の皆さんは、きっと様々な課題に直面されているんじゃないでしょうか?
例えば、こんな悩みはありませんか?
「人手が足りないけど、なかなか生産性が上がらない...」
「新しいお客様を見つけるのが難しい...」
「景気の波に左右されて、経営が安定しない...」
【 リスナーの声 Q&A 】
①勤め先は何をするにも印鑑、紙の世界なのでDXとは程遠いです。どれだけ合理的になるかを上の人にわかってもらわないと。
回答:「ご指摘ありがとうございます。確かに、長年続いてきた印鑑や紙の文化を変えるのは簡単ではありませんね。ここで大切なのは、小さな成功事例を作ることです。例えば、よく使う申請書の一つをデジタル化してみて、処理時間がどれだけ短縮されたか、ミスがどれだけ減ったかを具体的に示してみてはいかがでしょうか。数字で示すことで、上の方々にもメリットが伝わりやすくなります。また、他社の成功事例を集めて共有するのも効果的かもしれません。DXは一朝一夕にはいきませんが、一歩ずつ進めていくことが大切です。」
②DXについては、お金がかかるというイメージが先行しているように思えます。
回答:「そうですね、DXには大きな投資が必要というイメージがあるのは事実です。でも、実はそうでもないんです。小さく始めることも可能です。ラジオでお話したように月額制のサービスなら使った分だけ支払えば良いです。また、少人数での共有や機能制限があるものでは、無料のツールも数多くあります。まずは、自社の課題に合わせて、小さな部分から始められてはいかがでしょうか。DXは決して高額な投資だけではないということを私たちも広めていきたいと思います。」
③小規模・零細企業になると皆仕事量ギリギリで回しているので担当の人を置けないのがネックになりそうです。
回答:「おっしゃる通りです。小規模・零細企業では人員に余裕がないのが現状だと思います。でも、だからこそDXが役立つということも考えられます。例えば、今まで手作業で行っていた作業を自動化することで、むしろ仕事量を減らすことができます。専任の担当者を置く必要はありません。既存のスタッフが少しずつ学びながら進めていけば良いと考えます。今日お話したノーコード・ローコードツールなど、数多くのクラウドサービスが存在します。また、外部の専門家やコンサルタントを時々利用するのも一つの方法です。大切なのは、すぐに全てを変えようとせず、小さな改善から始めることだと思います。そうすれば、徐々に仕事の負担も減っていくはずです。」