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経営改善
第27回 円滑な価格改定と収益改善
2024年12月02日
投稿者:中田 眞二
原油価格の高騰に端を発した物価高騰は続いており、適正な価格転嫁が進まず収益悪化となっている企業が多くなっています。
政府はサプライチェーン全体が直面するコスト高騰、あるいは獲得した収益を下請中小企業も含め適切に分担・共有し、賃上げ原資確保のため取引適正化に精力的に取り組んでいます。
毎年3月、9月は価格交渉促進月間で周知・広報を積極的に進めています。
各協会団体も取引適正化に向けた価格転嫁の取組方針を会員に展開しています。
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第26回 イノベーションとデザイン経営・デザイン思考
2024年11月28日
投稿者:日下部 清
1.新時代に求められる「課題発見力」と「課題解決力」コロナ・異常気象・地震災害・世界経済の変動など私達を取り巻く環境変化はますます大きくなっています。
誰にも「先の読めない時代」が続いている中での経営者にとって最も重要なことは、自分の中にしっかり軸を持って経営を乗り切る自信です。
競合他社と差別化して得意先・顧客の要求にしっかりと応えられる独自の商品・サービスを提供できる経営力の強化がますます重要になってきていると思います。
安定している時代ではある程度問題は分っていて問題を上手に解く「問題解決力」が重要でしたが、不確実性の高い時代には本当に解決すべき
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第23回 スーパーマーケット考
2024年10月15日
投稿者:今井 武史
2024年版スーパーマーケット白書(全国スーパーマーケット編)によると、全国のスーパーマーケットの店舗数は23,078店、総販売額は25.5兆円となっている。
総務省統計局が発表した令和6年4月1日時点での日本の総人口は1億2400万人(概算:日本人以外も含む)である。
ここから、1店舗あたりの人口と販売額を算出すると人口5,373人/店、販売額11億495万円/店となる。
私が現役の頃の話であるが、スーパーマーケットの必要商圏人口は2万人とされてきた。
1店舗あたりの人口が1万人を割り込みそうだと騒いでいたのが10数年前。それが更に半分ほどとなってきた。
売上も、現役時代は某市内の地方スーパーでは平均販売額が13億~15億円/店あったと記憶しているが、現在は(
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第16回 問題解決の考え方と実践手順
2024年05月17日
投稿者:松永 良一
問題解決をするためには、囲碁や将棋と同じように定石というものがある。より的を射た解決の対策を打つためには、この定石を知っておくことが必要です。1.問題とは何か「問題の定義」(1)問題とは「あるべき姿と現状との差異」をいう。
(2)問題意識は、組織によって、人によってあるいはその人の立場によって異なります。
■ 問題とは
あるべき姿(基準:標準)と現状との差異(ギャップ)
■ 問題意識の違いとは
同じ現象を見ても
A:「うまくいって
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第15回 仕事を進めるPDCAサイクル
2024年05月02日
投稿者:髙嶋 好夫
今回は仕事を進める考え方としてPDCAサイクル(以下PDCA)を説明したいと思います。PDCAは Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字をとったものです。
この4つのプロセスを順に繰り返しながら問題を解決、課題を達成して業務の内容を向上していくものです(末尾の図を参照してください)
計画と実際を比較しながら、ギャップ(乖離)を極力なくしていく考え方です。
PDCAは第二次大戦後アメリカから品質管理の手法として導入され、日本の工業製品の品質向上に貢献しました。その後、製造現場だけでなく、営業や管理の日常業務から事業計画といった大きなものまで対象となっています。
そのため、「管
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