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経営革新


第23回 スーパーマーケット考

2024年10月15日
投稿者:今井 武史

2024年版スーパーマーケット白書(全国スーパーマーケット編)によると、全国のスーパーマーケットの店舗数は23,078店、総販売額は25.5兆円となっている。
総務省統計局が発表した令和6年4月1日時点での日本の総人口は1億2400万人(概算:日本人以外も含む)である。
ここから、1店舗あたりの人口と販売額を算出すると人口5,373人/店、販売額11億495万円/店となる。
私が現役の頃の話であるが、スーパーマーケットの必要商圏人口は2万人とされてきた。
1店舗あたりの人口が1万人を割り込みそうだと騒いでいたのが10数年前。それが更に半分ほどとなってきた。
売上も、現役時代は某市内の地方スーパーでは平均販売額が13億~15億円/店あったと記憶しているが、現在は(
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第18回 「顧客価値」を見直しながらイノベーションの企画を考える

2024年06月22日
投稿者:日下部 清

1.消費者の価値観の変化

「モノづくりからコトづくり」へと言われるように、消費者の価値感が、「商品・製品の価値」から「経験・体験の価値」へと変化してきています。
1980年代位までは大量生産・大量消費が主役でいわば「モノ消費」の時代でしたが、バブルがはじけて2000年位以降からは商品やサービスを利用した時に得られる体験価値・情緒的価値が大切にされる「コト消費」へと変化してきました。
「女子会」「オフ会」などに参加して「特別な体験や人間関係を深める」ことを大切にするようになってきました。
更に2011年の東北大震災や最近の新型コロナウイルスによる経済規制など非常に大きな試練を経験してきた以
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第13回 売上を上げ、利益を導く方法

2023年11月27日
投稿者:田中 直人

みなさん、「もち吉」ってご存知ですよね、TVでも良く宣伝されています。
元々「もち吉」さんは量販店のPB商品、つまり量販店の依頼を受けて、量販店のPB商品を作って、量販店に卸しておられました。

ところが、相手先が大きいので、結構無理を聞かされて、収益性が低かったそうです。
実は私の家内が美容室を経営しているのですが、突然「もち吉」さんから大きな缶入りの煎餅セットが送られてきました。
もちろん、無料です。

そこに書いてあったのが、美味しかったら同封のハガキで注文を下さいというものでした。

家内の美容室に送ってきたのは、そこからの口コミの広がりを期待されていたのではないかと思います。

それは、社長が
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第8回 身近な経営改善のすすめ

2023年08月16日
投稿者:中田 眞二

優れた経営体でも身近な経営改善のタネが残っている事例をご紹介します。
筑後地域で食品製造業を営むA社はコロナ禍の中でも成長し続けています。パンやお菓子をPPフィルムで包装し大量に出荷販売しています。
当社の財務状況は安定しており、コロナ禍の中で営業利益が悪化したものの黒字を堅持出来ており、剰余金も十分蓄積できて財務状況は優れた状況にあります。
また、経営者も先代から引き継いだ経営理念を社内に浸透させ、定期的に経営革新の取組を進めています。経営幹部も経営方針に基づきテキパキと仕事をこなし、収益性は高い企業となっています。
冷凍食品倉庫の在庫能力や売れ筋商品の生産能力に課題を抱えて、経営相談に対応して、工場の経営改善提案を行う事にしたところ、優れた企業にもかかわらず、身近な経
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第6回 SDGsで経営革新!

2023年07月27日
投稿者:日下部 清


1.今こそ必要な「生き残り続ける経営」の計画づくり


長いコロナとの闘いの期間に日々の生活態度・生活習慣も大きく変化してしまい、消費者への提案内容や提案スタイルを大きく見直さざるを得なくなってきました。また、この間に離職・転職が増えた上に働き方の意識も変化してきて、どの業界においても従業員の雇用確保が基金の喫緊の経営課題になってきています。
企業が生き残り続けるために環境や社会の変化を強く意識して経営革新に取り組む重要性が益々高まっていますが、経営リスクを回避するとともに新たなビジネスチャンスを獲得して持続可能性を追求するためのツールとして、SDGsの活用
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